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太ってたって美容師だ。

札幌で小さなお店をやっている、美容師に見えないメタボなおっちゃん美容師の、仕事やプライベートでの笑いや怒りなど、いろいろな思いを綴ったブログです。

久しぶりに本業の話

電話での問い合わせで
「パーマが、かかりやすいんですけど大丈夫でしょうか?
一番弱い薬を使ってもらっても、チリチリにかかるんです」


自分で染めてます?

「はい、すぐに白髪が出てくるので20日に1回くらい・・・」

やっぱりなぁ~
そりゃぁ~自分でパーマが、かかりやすくしちゃってんだもの・・・

パーマ液『弱い』とか『強い』って、なんなんだ?
ってことだ。

一般的なパーマ液の違いは、髪の内部への侵入方法
破壊行為の度合いである。

バンバン髪の内部に侵入し、どんどん破壊するものが強い薬ってことになるんだけど
人間の熱中症も28度で熱中症になる人も居れば
35度でもならない人も居る。
それは、年齢や体の調子によるものだろうけど
髪も同じで、髪が傷んでいれば弱いパーマの薬でも
チリチリにかかるのであ~る。

『弱い薬だからパーマがゆるくかかる』
は通用しない!

この方の場合、ホームカラーをしてるから自分で
パーマ液をウエルカムな状態にして
内部も自ら破壊しちゃってるから
そりゃぁ、薬が効きまくる!

たちが悪いのが、こうい髪の場合パーマがかかる仕組みも破壊されてるから
まぁまぁな刺激を与えないと、カールが出来ないんだねぇ。
研究熱心な美容室はパーマ液をトリートメントで薄めたりして工夫するんだけど
カールが出なくてダラァ~ンってなって、悲しい結果になったりする。
『かかる』・『かからない』の境目の両側が極端だったりして、苦労するのである。

どうすればいいんだ?

欲しいカールの大きさと同じ太さのロッドで巻くのである!

ロッドの直径以上のカールは出ないんだから
太いロッドで巻けばチリチリは避けられる。

ただねぇ~
以前、薬のメーカーの人が嘆いていた・・・
最近の美容師は巻のが下手
太目のロッドで巻けないんだってさぁ~

根本がダメだもの・・・チリチリになるわなぁ~
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  1. 2018/08/31(金) 07:00:00|
  2. パーマ
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太さとカールの大きさ

「太いロッドで強くかけてほしいんですけど」
なんて言われちゃうことって、美容師だったらあるはず・・・

このパーマのかけかたのイメージはどうだろう?

巻き髪の時なんかに有効そうなウェーブが出そうだねぇ。
確かに、大きなカールは巻き髪に適してるけど・・・

『強い薬で太めのロッド』
キーワードだねぇ。

デジタルパーマクリープパーマが代表的だ。

ここ数年、特に思う・・・
1液よりも2液が大切!

『パーマがとれた・・・』って1液が効かなかったような気がするけど
2液の問題も多いと思うなぁ。

パーマは髪のタンパク質の配列を壊して組み立て直す作業。
壊して配列し直すのが1液の仕事で
それを固定するのが2液の仕事なんだけど
配列し直したタンパク質を
完全に固定されているのか?
まぁ、完全なんてありえない話なんだけど・・・
チョットでも完全に近づけたい・・・

1液はねぇ、ずいぶんと進化して来た
でも2液は昔のまんま!

・ブロム酸(臭素酸ナトリウム)
     と
・オキシ(過酸化水素水)

だけ・・・昔から・・・

2液の話は前にもしたんだけど
1液には、どちらか一方の2液が付いてくる。
美容師が何も疑問を感じなければ
1液とセット販売されてる2液をそのまま使うねぇ。

でもこの2種類の2液の特徴を考えると
両方使いたくなるはず!

1液がアルカリ
2液を付ける直前の髪はアルカリであることが前提で・・・

オキシの2液はアルカリの時に一生懸命働く

ブロム酸の2液は酸性の時に良い仕事をする。

だから・・・1回目の2液塗布はオキシで2回目がブロム酸で
2度付けがベストではないかと僕は考える!

だから、うちではこれを実行しております・・・

一般の人には、わかんねぇかなぁ~

要するに、『強い薬で太い・・・』などという単純な話ではないということ。
1液にも2液にも、きちっと仕事をさせなければダメ!

ちなみに、2液が仕事不足の時は
異常にきしむぞぉ~
パーマかけたら、キッシキシになった経験がある人は、これかもよぉ~
しかも・・・パーマはすぐにとれたはず・・・



  1. 2017/07/30(日) 07:00:00|
  2. パーマ
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相談されてもね~

どうしたことか・・・
明らかに、新規の問い合わせが多い。
何が起こってるんだべ?

縮毛矯正だけじゃなくて、カラーやパーマも・・・

でも、満杯ではいれな~い

ごめんなさ~い。

この前の電話で
パーマをかけたんだけど、失敗してバサバサに・・・

「直りますか?」

そりゃぁ、見てみないと分からんよねぇ~
『バサバサ』という言葉が示す範囲が広すぎて
認識の個人差があり過ぎるぅ~

パーマをかけた後にバサバサになった場合に考えられる
原因は大きく分けて2つ!

一つは、当然、傷み!
これは、言わずとも理解できるところだろう。

直るのか?

傷みは絶対直らん。

パーマのかけ直しは、
髪にパーマがかかる仕組みが残っていれば
もう一度、ウェーブを作り直すことは可能だねぇ。

そして、もう一つがすき過ぎ!

すくと、ボリュームが収まる気がしてる、被害者となる消費者とおバカな美容師。

すくのは間引くとは違う!
毛を抜くのであれば、イメージ通りにボリュームが収まるんだろうけど
すく行為は中途半端な短い毛をたくさん作ることで
それにパーマをかけたら、すかれた短い元気な髪が根元から暴れだす。
根元から膨らみ、毛先は毛量が極端に少なかったら
毛先が落ち着かないもんなぁ~バサバサに感じるべ。

適量を知らない美容師にやられると被害者になるねぇ。

今回の電話では、詳しく聞いてないんだけど、おそらく・・・
ゆるフワウェーブじゃないかと思うなぁ。
ショートのボブにさっ、ゆるいパーマってカワイイもんねぇ~

ちょっと待ったぁ~!

ヘアカタログに載ってるヘアスタイルや
ネットで出てくるスタイルは、簡単そうに見えて
美容師が作り込んでるからねぇ~!
アイロンなんかも、やっちゃったりして・・・
その時、その瞬間の作者である美容師が一番気に入った1枚だからねぇ~

そんなことを頭に入れて、スタイルを選ぼうねぇ。
ボブベースのパーマでガンガンすかれたら、
悲惨な結末が待ってるぞぉ~

新規の皆様へ・・・
「直せますか」と言われても
僕は、凄腕でもないし、ゴットハンドの持ち主でもありません。
ただの、太った美容師ですので、勘違いせぬようお願いします・・・
  1. 2017/06/12(月) 07:00:00|
  2. パーマ
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パーマがかからない

「私、パーマがかかり難いんです」

いるなぁ~そんな人。

原因はいろいろあるねぇ。
大まかにあげると

剛毛・細毛
剛毛の方は、キューティクルの層が厚くなっている事が多く
細毛は、キューティクルが綺麗につまっている事が多い。
だから、薬が侵入しにくくて薬が効かなかったりするんだねぇ。

ダメージ毛
パーマがかかる仕組みが残ってない!
これはお手上げだなぁ。

柔毛
『コシが無い』髪と言った方が正しいかな・・・
パーマはかかってるんだけど、コシが無くて、カールが表現できない。
手のひらに毛束を乗せてやさしく転がすとカールが出る。
もうちょっと、もうちょっとって強めにかけてると
最終的にチリチリになるから要注意!

コーティングが厚い髪
とにかくツルツルになりたくて、
シャンプーもシリコンタップリ、
洗い流さないトリートメントを付けまくり
髪に厚い皮膜が出来ちゃって、薬の侵入を阻止!
かかるわけがない。

あと、白髪も撥水性でかかりにくいと言われてるなぁ。

パーマがかかりにくい理由は一つじゃない。

昔、新聞にも載ったんだけど
昔の缶ジュースのリングプル、
フタのことだけど、今とは違って完全に取れたんだねぇ。
can-lid-name111-pulltab.jpg
こんな感じ。

これを外すときに、微量ではあるんだけど
アルミの粉が出ていたらしくて
当然それは飲料水と一緒に口にはいるわけで・・・
そして、それは髪に混じって排出されて・・・
薬物検査で髪の毛を調べるでしょ、
不要なものは、ウンコだけじゃなく髪からも排出される。

その髪に入ったアルミの成分が原因でパーマがかからない人が
急増してるって新聞に書いてあった。
急増と言っても昔の話だよ・・・

今は、あの頃とフタの開け方も変わったから
体への影響も少なくなったんだろうけど、
こんなことを考えると
「パーマがかからない。すぐとれる」
「染まらない」

っていうのは、髪が硬いとか柔らかいだけじゃなく
もっと深~い原因があるんだぜぇ~!
  1. 2017/06/02(金) 07:00:00|
  2. パーマ
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太いロットでしっかりパーマ?

ヘアカタログ見ながら「なんかイイ髪型ないかなな~」

今は、ネットでも探せるから便利な時代になったもんだねぇ。

「あら!このウェーブかわいい~」
って思った髪型は・・・
ゆるフワウェーブだったりする。

7300286b-0fa6-4cdc-82ea-efcd1bcb7111114.jpg
こんなイメージかなぁ~

昭和のパーマは望まれない・・・
B002935739_271-361.jpg

やっぱり大きなカールでカワイイ髪の方がいいねぇ~

お手入れ法なんかが書いてあって・・・
『髪を握るように乾かして、ワックスで仕上げる』
出来そうだ・・・

美容室でこんな感じにしてください
やってみたけど・・・
ならな~い!

まぁ、ほとんどの人は写真と同じようなウェーブを再現出来ないべなぁ・・・
そりゃぁ、皆さんにお見せする写真だもの
揉みながら乾かして、『おしまい』なんてことは無いよねぇ。
美容師さんは、つくり込んじゃってる写真だし・・・

想像してみよう!

太いロットで強めの薬でしっかりパーマ・・・
ほらほら・・・イイ感じのパーマになりそうだねぇ~

そこで、美容師のブログを探しちゃったりして・・・

「あら!あった・・・こんなウェーブよ」
巻いてる様子の写真や
濡れてるときのウェーブの写真や
仕上がった時点の写真が出てる・・・


ちょっと待て~っ!

ブログなんかは、世界に発信しちゃうだからなぁ~
美容師お気に入りの1枚かもしれないぞぉ~
モデルさんと自分って髪質が同じか?
毛量は?

奇跡の1枚だってあるんだぞぉ

私もその髪になれる???

キーワードは『こんな風になる髪質もある!』

パーマってさぁ、放置時間が終わって、
ロットを外して「しめしめイイカールだぞぉ~」っと思ってたら
流したら、少し伸びて・・・
乾かしたら、もっと伸びちゃって・・・
これが現状で、乾かしてもダレないしっかりした大きなカール
は僕ら美容師もメーカーも昔からの目標なんだねぇ。

デジタルパーマだって、その目標を克服しようとする手段の一つなんだよねぇ~
新しいパーマが出てきても
『こんな風になる髪質もある!』という
髪質の枠が広がるだけで、全ての髪質に対応できるものではありましぇ~ん!

ゆるフワにしたいな」と思ったら
「自分で作れるか?」と考えてから、美容師さんに相談しましょう!

僕がこの仕事を始めてから、パーマは進化を続けています。
そう遠くない将来、皆様の期待に答えるような
パーマが登場するでしょう!・・・と思うよ。

  1. 2017/01/19(木) 07:00:00|
  2. パーマ
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プロフィール

メタボリックパーマ屋

Author:メタボリックパーマ屋
1962年生まれのおっちゃんです。札幌で美容室を営んでいますが、今まで知らない人に美容師と見破られたことがありません。若い時からスタイルも顔もイケていないことを自覚していたため、技術に特化してやってきたつもりなので、仕事は「まあまあ出来る方かな」と勝手に思っている、ちょっと自信過剰ぎみな、おデブな美容師です。

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